子どもたちは自分のもっている力を一所懸命使って、運動会を行うことができました。ご家族の皆様の温かい声援とお支えを心から感謝申し上げます。また、秋の実りを感じる日々となりました。これから遠足、収穫感謝、祝福式、クリスマス会と続きます。子ども達の成長を心から喜びつつ、感謝と祈りをもってあゆんでいきたいと思います。さて、エフェソの信徒への手紙6章に「子どもと親」の関係を記した箇所があります。『子ども達、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。「父と母を敬いなさい。」これは約束に伴う最初の掟です。「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。父親たち、子どもを怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい』とあります。「子どもを怒らせない」教育とはなんでしょうか。それは、言い換えれば、「子どもが安心する教育・怖さを覚えない保育」ということができるでしょう。聖書が示す「怒ることのない」教育は、「あったかい我が家」のような環境があり、穏やかな保育が展開されていることです。

キリスト教保育の中で、私たちは「神様は私たちを愛して下さいます」と伝えます。それは、神様が私たちをいつも温かい目で見つめて下さって育んでくださることを子ども達が感じて、日々の生活をすることによって、子どもの情操教育に大きな働きを与えます。「褒められること」「称賛されること」は、子どもの尊厳を高めるものです。それと共に、私たちが、子どもは神様からの贈り物であることを信じ、人間の育みの中で子どもの素晴らしいもの(性格、能力、感性)を引き出すことが、教育(edication・・引き出すこと)なのです。これは、日常生活(つまり、連続性のある環境)の中で継続して行うことによって、子ども達の精神的、心理的、習慣的に身についていくものです。この体感したものこそが、成長していくにあたって、その一人の人格を豊かに作るのです。神様が育てて下さる恵みをこれからの幼稚園で共にわかちあっていきたいものです。                         木村 真彦