2月の聖句

   正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる(箴言1434節)

 

園庭の木々はすっかり葉を落として枯れ木のパントマイムです。子どもたちはそれぞれお気に入りの場所で遊んだり、園庭いっぱいを元気に駆け回ったりして、一年の締めくくりの時を過ごしています。心も体も本当に大きくなりました。

「正義」とは何でしょう。正しいというとき、それが何に対して正しいか、何に適っているかという基準が問題になります。現代民主社会では法律が基準ですね。聖書の基準は神(の意思)です。つまり、神(の意思)に適うことが正しいことなのです。

神(の意思)に適うとは?それを分かりやすく伝えた人がいます。漫画家やなせたかし(1919~2013年)です。

アンパンマンのように穏やか表情をしたやなせたかし、その人生には辛いことがたくさんありました。5歳で父親と死別。母親は再婚し離ればなれに。弟は戦死。自身も中国で過酷な体験をしました。目前の戦友の死。病気や飢えも。彼は戦争体験を晩年まで話しませんでした。思い出したくなかったのでしょう。

戦後、34歳で憧れの漫画家になりましたが、人気が出ません。空腹の人に自分の顔を食べさせるアンパンマンは、当初は気味悪がられ悪評でした。しかし「飢えている人に食べものを分けてあげることこそが、決してひっくり返らない、本当の正義」と書き続けます。アンパンマンは、困っている人がいれば、どこまでも飛んで行くのです。神の意思に適うために、正義のために。子どもたちの好きな「アンパンマン」。その主人公はイエス様がモデルだと知っていましたか?