皆様の協力により、バザーを開催することができ、秋のひと時を過ごすことができました。感謝致します。また、秋から冬へと季節の移り変わりを感じる日々となりました。幼稚園の年長組は小学校に向けて健康診断等が行われています。来年はいよいよ1年生ですね。また、年少組、年中組の子どもたちもそれぞれに素晴らしい成長をしています。

今、幼稚園ではクリスマスに向けての準備を行っています。「クリスマス」は「キリスト、(Christ)と「マス」(mas)すなわち「ミサ」(礼拝)という語が一緒になってできた言葉です。直訳すれば、「キリスト礼拝」ということができます。要するに、イエス様の誕生を神様からの贈り物として受け、礼拝をささげるという意味です。私たちの園では、イエス様誕生の話について聖書から聞きながら、2000年前に起こった出来事を劇として行います。その不思議な出来事をそれぞれがマリア様、ヨセフ様、羊飼い、博士などの役になって自分なりに表現します。そのことを私たちはページェント(聖誕劇)と呼んでいます。子ども達は歌も大好きですが、身体を使って表現することも大好きです。この聖誕劇で話を理解しながら、子どもたちがそれぞれの役を演じて、どう感じて、どんな気持ちになっただろうかと自分で考え、自分たちで言葉を選んで表現します。自分の気持ちを言葉に表すことはコミュニケーションを豊かにします。子ども達は劇を一つの楽しい遊びとして、演じながら、言葉を学びます。遊びは子ども達の心の糧です。

遊びには、さまざまな要素が含まれています。たとえば、泥団子を作ることによって、砂で握る感覚、水の配合、また、その後、どうすれば見栄えが良いかを自然の中で考えて作成します。このことは将来、料理をするときに大いに役立ちます。たとえば、お握りを握ることをとりあげてみましょう。泥団子で鍛えた腕は最初、少し失敗しても、その後、砂で鍛えた腕はその時の感覚を思い出して、程よい力と形を想像して、とてもおいしいお握りを握ることができます。子ども達は遊びを通して、将来の生活に基盤を作っているのです。聖愛幼稚園の子どもたちは、遊びを通して、人と関わりの解決、物事の方法を学び取っていく中で、さまざまな問題解決の学びを続けてほしいものです。これからも遊びの天才として、生き生きとした園生活が送れますよう、私たちは祈り、教育的支援をしていきたいと思います。

木村真彦